好評のうちに劇王を終え、そして本番を今週末に控え、侍たちはてんやわんや!
ですが、可能な限り「大江戸ばっくとぅざふゅーちゃー」の見どころをお伝えしていきたいと思います。

本日は、「大江戸ばっくとぅざふゅーちゃー」でのWキャスト出演についてです。

説明しよう!
Wキャストとは、公演回によって一つの役を違うキャストが演じることである! 
そしてWキャストは、キャストの性格(個性)によって役が、ひいては作品が、大きく変わるのが醍醐味なのである!



……ということでございまして、今回のWキャストはこの二人!


①14日19時 出演:宮﨑香陽子!


15日②11時③15時 出演:小池悠実!

宮崎香陽子が「月野トキ」、小池悠実が「因幡卯之助」として演じるその役どころは、ウサギのように赤い目をした若き剣士!
とっても真面目でとっても強いのですが、どうにも不幸体質なのか、変わり者の上司・王城に、超変わり者の少女・アリに、超々々変わり者の平賀源内に、振り回されっぱなしのツッコミ役です。
(そういえば、普段の稽古場でも鋭いツッコミが光る二人……)


「どっちも気になるけど、どっちも観るにはお財布が厳しい……」というそこのあなた!ご安心ください!

侍には「おか割」という割引サービスがあります!
チケットの半券を受付にてご提示いただくと、2回目以降の公演がなんと前売料金の半額でご覧いただけます。
1回目で宮﨑香陽子演じる月野トキを観たあと、2回目または3回目で小池悠実演じる因幡卯之助をちょっとお安く楽しめちゃうのです!



……という宣伝をさせていただいたところで。

今回は男女でのWキャストです。
ちなみに侍では、2010年の番外公演「忍者きたりて」でも、男女でのWキャスト公演を行っていますね。

男女でのWキャストの場合、性別が変わるだけで、同じ台詞の持つ意味合いや他の人物との関係性が微妙に、時には大きく変わることがあります。
これはキャストの演技だけでなく、どうしたって、観る人の価値観に拠るところも大きいと、イデグチは思います。
面白いところであり、難しいところでもある……そこで、演出・森新太郎の出番です!

年齢も立場も性格も性別も、まったく違うキャストが同時に演じることで生まれる作品の深み。面白さ。
そして、それでも変わらない、「役」の芯にある魅力。うつくしさ。
本作の演出であり脚本家でもある森新太郎なら、それらを間違いなく引き出してみせてくれる筈。





どっちもかわいくてどっちもかっこいい!
二人の剣士を観に来てくださいね!


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